イブプロフェンを市販薬最大量含有！コストコに高コスパの鎮痛剤が登場！

こんにちは！コストコ大好き薬剤師ピノスケです！

昨今コロナ感染症の拡大により、発熱や喉の痛みなどの症状を訴える方が増えてきています。
念のため、解熱鎮痛薬を常備しておきたいと思う方は多いのではないでしょうか？

そんな中、週末に家族とコストコへ行った際、またもや薬局コーナーで驚きの医薬品を発見してしまいました・・・

それがこちらの「イブプロフェン錠200SC」

この「イブプロフェン錠200SC」には、イブやリングルアイビーなどの有名な市販薬と同じ有効成分であるイブプロフェンが市販薬承認最大量含有されていました！

なんとこちらの医薬品・・・

同じ有効成分の医薬品相場より5割〜7割も安い価格設定になっていたんです！

今回はこちらの「イブプロフェン錠200SC」について解剖していきます！

また新たな神コスパ市販薬が登場でいたのでしょうか？
それとも・・・

では、早速商品情報からまとめていきましょう！

商品情報

商品名	イブプロフェン錠200SC
価格	1,198円
内容量	200錠
用法・用量	15歳以上：1回2錠（最大3回まで服用可） 15歳未満：服用しないこと
成分・分量	2錠中：イブプロフェン 200mg（市販薬最大量）

イブプロフェン含有医薬品との比較

成分比較

まず、イブプロフェン錠200SCには有効成分として1回2錠中にイブプロフェンが200mg含有されています。
イブプロフェン200mgという成分量は、市販薬として承認されている医薬品の中で最大量です。

イブプロフェンを含有している市販薬ではイブやリングルアイビーが有名です。
これらの医薬品とイブプロフェン錠200SCの有効成分を比較してみました！

	1回あたりのイブプロフェン量	その他有効成分
イブプロフェン錠200SC	200mg
イブ錠	150mg
イブクイック頭痛薬	150mg ※DXは200mg	アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 80mg 酸化マグネシウム 100mg
リングルアイビーα200	200mg

イブプロフェンのみで比較した場合、1回150mgと1回200mgのものが主流であることがわかります。
純粋な効果であれば、1回200mgの方が強力です。

また、イブクイック頭痛薬などの頭痛に特化した処方には追加で鎮痛補助成分や胃薬が含有されています。
こちらは、イブプロフェン単体よりも頭痛などへの効果が高くなり、重だるい頭痛など単体ではカバーが難しい症状への効果も期待できます。

価格比較

※価格の比較に関しては、コストコで販売されている医薬品はコストコの価格、それ以外はAmazonでの最安価格を記載しています。

	内容量	販売価格	1回あたりの金額
イブプロフェン錠200SC	200錠	1,198円（コストコ 価格）	11.98円
イブ錠	36錠	581円（Amazon 価格）	32.27円
イブクイック頭痛薬	40錠×2個セット	1,698円（コストコ 価格）	42.25円
リングルアイビーα200	36カプセル	1,498円（コストコ 価格）	41.61円

価格面においても、イブプロフェンを1回200mg含有しているにも関わらず、イブプロフェン錠200SCがずば抜けてお得でした！

なんと、同じくイブプロフェンを1回200mg含有しているリングルアイビーα200よりも75％も安いという結果に（驚）

購入時の注意事項

実はイブプロフェンを含有している医薬品は、その含有量で使用上の注意が変化します。
特に注意すべきは、医療機関で下記の病気の治療や医薬品の投与を受けている人です。

イブプロフェンの含有量が1回200mgの市販薬には、上記の内容が「してはいけないこと」の項目に記載されています。

「してはいけないこと」とは文字通り、記載項目に該当している方は使用できないというものです。
理由は、守らないと現在の症状が悪化したり，副作用・事故が起こりやすくなる可能性があるためです。

特にイブプロフェンを1回200mg含有している市販薬では治療患者が多い高血圧の方も「してはいけないこと」に該当するため、高血圧の治療を行っている方は十分注意をしましょう。

まとめ

コストコで販売されているイブプロフェン錠200SCのポイントをまとめます！

現在はコロナウイルス感染症により発熱や喉の痛みなどの症状を訴える方が増えています。
イブプロフェンはコロナ感染症による症状やワクチン摂取後の痛みや発熱にも使用することができるので常備薬にもおすすめです！

購入にあたって注意事項もあるため、ご自身にあった痛み止めを選ぶことが難しいと感じた際はお近くの薬剤師にご相談ください。