こんにちは!SUIMASです!
気温もだんだん高くなってきて、少しずつ虫たちも活動を始めてきています。
毎年虫刺されに悩む方も多いのではないでしょうか?
刺された部分は腫れとともに、痒みを伴います。
痒み→引っ掻く→落ち着く→痒み→引っ掻く→落ち着く・・・
掻きたくないと思っていても、痒くて我慢できず引っ掻き傷ができてしまうことはありませんか?
そこでオススメなのが、貼る痒み止めホルキスパッチです!
虫刺されの薬と聞くと、ムヒやウナコーワのような塗布タイプを想像すると思います。
実は世の中には貼るタイプの痒みどめが存在しているんです!
今回はその中でも、私がオススメするホルキスパッチについて解説していきます。
ホルキスパッチの特徴
では、早速ホルキスパッチの特徴について説明するよ!
ホルキスパッチの特徴は大きく2点
①患部に貼るだけ!という簡便さ
②痒みを抑えることに特化した処方
痒い部分に貼るだけ!
ホルキスパッチの中身はこんな感じ!
実物は丸いシールになっています。
使い方は、虫に刺されたなど痒みを感じた部分にこのパッチを貼るだけ・・・以上!
直径3センチメートルなので、余程ひどい虫刺されでもカバーできます。
また、パッチが患部を覆ってくれるので、引っ掻き傷などの物理的な刺激も防ぐことができるのいいですね!
痒みを抑えることに特化した処方
ホルキスパッチに含まれる成分はこの4成分!
クロタミトン
軽いしゃく熱感により痒みを打ち消す効果をもっています。
医療用ではオイラックスという薬の成分として使用されています!
リドカイン
局所麻酔成分。作用発現が早く、神経を一時的に麻痺させ痒みを抑制します。
※局所麻酔なのでお薬がある部分にしか効果は出ないのでご安心を!
医療用ではキシロカインという製品名の医薬品で有名です。
ジフェンヒドラミン
抗ヒスタミン作用により、皮膚の痒みを抑制します。
医療用ではレスタミンコーワクリームの成分として使用されています。
イソプロピルメチルフェノール
殺菌作用を示す成分です。
市販の薬用ハンドソープなどにも使用されています。
成分まとめ
ホルキスパッチの特徴は痒みを抑えることに特化していること。
虫刺されの市販薬で有名な「液体ムヒS2a」の成分を見てみましょう。
成分 | はたらき |
デキサメタゾン酢酸エステル | 炎症をおさえるステロイド成分 |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 痒みをおさえる成分 |
l -メントール | 清涼感で、痒みを鎮める成分 |
dl-カンフル | 清涼感で、痒みを鎮める成分 |
グリチルレチン酸 | 炎症を鎮める成分 |
イソプロピルメチルフェノール | 殺菌作用がある成分 |
液体ムヒS2aでは抗炎症成分(腫れや赤みをおさえる成分)と痒みどめの成分が主になっています。
それに対し、ホルキスパッチは痒みどめの成分に特化している分、抗炎症成分が含有されていません。
そのため、成分での使い分けとしては酷い痒みを優先したい場合はホルキスパッチ、腫れや赤みも引かせたい!という場合はムヒなどの抗炎症成分が含有されているものがいいでしょう。
ホルキスパッチのまとめ
ホルキスパッチの特徴は
・貼るタイプの製剤→引っ掻き傷対策にも!
・痒みどめに特化した成分→痒みを優先したい場合にオススメ!
・抗炎症成分は含有していない→赤みや腫れを優先したいとは抗炎症成分入りの製剤を!
腫れや赤みがひどい虫刺されにはステロイド含有の薬剤が有効です!
コストコでは医療用のリンデロンVと同じ有効成分のリンデロンVSクリームなども購入することができるので、気になる時は薬剤師さんに相談してみましょう!
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