突然ですが、薬剤師の皆さんに質問です
今よりももっと稼ぎたい！と思ったことはありませんか？
高年収と思われがちな薬剤師でも、昨今はコロナや調剤報酬の改定などの影響で管理薬剤師の募集でさえ年収600万以上の求人すら探すことが難しいご時世になりました。
そんな中私ピノスケは転職活動を行い年収を上げることに成功しました！
具体的な年収は記載できませんが、転職により前職の年収から100万円アップしております。
今回は転職時に評価されたポイントやスキルについてまとめていきます。
少しでも転職で年収を上げたいと思っている方のお役に立てれば幸いです
転職前後の変化(勤務時間、給与)
まずは転職後の変化について簡単にまとめます！
| 給与 | 約100万円アップ |
| 勤務時間 | 月5〜10時間減少 |
まず前提となる前職の待遇についてですが
- 給与は同エリア薬剤師より高い水準
- 残業ほぼなし（週40時間勤務、残業10時間/年以下）
と、私がドラッグストアで勤務していた時に比べると破格の待遇でした。
転職後の変化を見れば一目瞭然ですが、今回の転職先は待遇がさらに向上しています！
正直なところ、最初に条件を提示された時は疑心暗鬼状態でした（笑）
では、実際にどのような点が評価されて高待遇を勝ち取ったか解説していきます！
評価されたポイント
実際に面談後、人事担当からのフィードバックにて評価をしていただいたポイントは以下の点です。
- 在宅経験＋在宅獲得のための営業経験
- 大手サイト内での医薬品関連記事執筆経験
- ブログ運営経験
具体的にどういう点が評価されたのか解説していきます！
在宅経験＋在宅獲得のための営業経験
私の勤務先近辺は、在宅医療に積極的なクリニックや薬局が少ないエリアです。
先方から「在宅患者を新規で増やしたいが、攻めあぐねている状況」という話があったため、ドラッグストア時代に地域連携担当として在宅営業を行なっていた経験が刺さりました！
また、前職は地域でも指折りの在宅患者数を抱える薬局で勤務していたため、個人在宅・施設在宅ともに対応できる点も高評価につながりました。
自身で在宅を獲得し、獲得後のオペレーションについても行える点が先方の求めるスキルとうまく合致しました！
大手サイト内での医薬品関連記事執筆経験
私の強みの一つが、ドラッグストア勤務時代に培ったOTC知識と接客力です。
しかし、OTC接客が得意・知識があると言ってもどちらも可視化することが難しいスキルです。
そこで、裏付けをするために実際に執筆依頼を受けたOTC関連の記事を提示しました。
実際に記事の内容を確認してもらい、その知識をそのまま現場にアウトプットできると説明し納得をしていただきました。
OTC業務に関しては苦手としている薬局もあるため、
他の薬局スタッフとの差別化ポイントになりました！
余談ですが、面談にて、人事担当の1人が私の執筆した記事をプライベートで見て参考にしていただいたことが発覚（笑）
おかげでいいPRになりました！
ブログ運営経験
個人的に以外だった点は、ブログ運営をしていることを評価していただいたことです！
ブログ運営に対していただいた評価が
- マーケティングスキル
- 考えの言語化力
- ライティングスキル
どれも社会人として必要なスキルですが、特にマーケティング力が高く評価されました。
ブログ運営は、検索ボリュームや競合サイトの有無など様々な要因を加味して、方向性や記事内容の決定を行います。
それは、薬局運営においても当てはめることができ、薬局の差別化・売上の増加を図るためには必要な工程となります。
副業のブログ運営で培ったマーケティングスキルを薬局の成長に活かすことができるという点が、他の薬剤師との大きな差別化ポイントとなりました！
転職する時に資格はあった方がいい？
私が薬局で採用担当をしていた際にも質問が多かった内容が
資格を持っていれば転職に有利ですか？
先日資格を取得したので手当をつけて欲しいですが、可能でしょうか？
など、資格に関するものでした。
実際に私自身の採用担当経験・転職経験を踏まえた結論は
資格の有無と給与は必ずしも相関しない
です。
特に転職においては「資格の数」よりも「前職までにどれだけの実績があるか」の方が重要です。
具体的には、履歴書の資格欄が充実している人よりも職務経歴書が充実している方が採用担当への印象は良いです！
要するに、
- これまで所有する資格により目に見える実績を残している
- 今後資格を活かして、会社の利益を生み出すことができる
方は資格を持っていることでプラスの評価をしてもらえる可能性がグッと高くなります！
逆に、資格をもっていても活かせる場がない場合は、自身のPRポイントにはなりません。
転職のために新しい資格を取るよりも、実績を作り職務経歴書を充実させることができるように意識しましょう！
余談ですが、履歴書と職務経歴書の違いは
- 履歴書：自身のプロフィールを記載する
- 職務経歴書：実務能力や経験を記載する
そのため、中途採用を行う場合は履歴書よりも職務経歴書を重要視し、会社の採用基準に合致する人材かどうか判断します。
職務経歴書の書き方例はコチラを参考にしてみてください！
まとめ：転職で年収を上げるには
転職で年収を上げるために大切なことは
いかにして自分が会社の利益を生み出すことができるのか
をアピールすることです。
資格に関しても、取得後に自身で活かせるビジョンがあれば積極的に取得するべきです！
しかし、取得自体が目的になるような資格に関しては、転職における年収アップという観点からはおすすめできません。
無駄に資格を取るよりも、客観視できる数字ベースの実績を積み上げていきましょう！
参考までに私が使用した実績の例をご紹介します。
- かかりつけ患者数と指導料算定実績
- 在宅営業による新規患者獲得件数&在宅導入に伴う追加利益
- 採用担当時代の新卒採用予算達成率
- 運営ブログの月間PV数
実績を作ると言っても簡単なことではありませんが、マインド一つで仕事の効率や成果は大きく変わります。
最近読んだ中で「SINNGLE TASK一点集中術」という本は、仕事やプラウベートの充実に大きく寄与した一冊ですので気になる方は一度読んでみてください！
また、年収の交渉に関しては大手調剤チェーンやドラッグストアなどよりも、中小規模の薬局の方が圧倒的に行いやすい点も抑えましょう！
大手は給与規定もガチガチに決まっていることが多いので、
融通が利きにくいことが多いです
少しでも多くの方が納得のいく転職を行えることを願っています！
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